ドラッグストアで販売しているおくすりは一般用医薬品と呼ばれ
カウンター越しに販売されることからOTC医薬品(英語: over the counter)とも言われます。
第一類医薬品、第二類医薬品、第三類医薬品、医薬部外品(指定医薬部外品を含む)に分けられています。
本日はその一般用医薬品について実際にドラッグミックであったお客様からの質問にお答えいたします。
薬の飲み過ぎは様々な副作用を起こす可能性が高まるので厳禁です。
たくさん飲めば飲むほど効き目が高まることはありません。
むしろその逆でたくさん飲むことは成分の取りすぎや体に負担がかかったりとよくありません。
必ず自分自身の勝手な判断で量を増やしたり、飲む回数を増やすことはおやめください。
特に病院で処方されたお薬は、体調や状況により処方されていますので、危険です。子どものシロップ剤なども目盛り通りに正確にはかって飲ませるようにしましょう。
お薬には「これだけの分量を飲めば効く」という目安があり、効くか効かないかは、その時の病気の程度や体調にも左右されます。ですので、お薬が効かないからといって、指示された量以上に飲むことは大変危険なことです。お薬が効かないと思ったら、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。
よくお出かけしたり忙しい時など薬の服用を忘れることがありますよね?
お薬を飲み忘れたからといって、次に2回分をまとめて飲むのは危険です。
その場合は自分で判断せず、必ず薬剤師にご相談ください。
症状に応じたお薬を処方してもらえるので、服用回数や日数は確実に守るようにしてください。
みなさんにおすすめしているものに、コップー杯の水とお薬を一緒に飲むことをおすすめしています。
より早くお薬を効かせたいときには、さらにもう一杯の水を飲むように勧めることもあります。
ただし、コップー杯の水がお薬の効き目を高めるといっても、
小さなお子様やお年寄りの方、それに胃腸の悪い人は、お腹を壊す可能性があるので
冷たい水よりはぬるま湯(白湯)にしたほうが良いでしょう。
そのほうがお薬が溶けやすく、胃によけいな刺激を与えません。
心臓病や腎臓病の人は水分をとりすぎると
病状を悪化させてしまうことがありますから、水も少なめにするなどの注意してください。