アリナミンEXプラスの副作用を解説!おすすめのビタミン剤も合わせて紹介

「昔にくらべてちょっとしたことで疲れるようになった…」
「せっかくの休日なのに疲れてヤル気が起きずプライベートが充実していない…」
「目・肩・腰の疲れをどうにかしたくてアリナミンEXプラスに興味があるけど副作用が気になる…」

年齡を重ねるにつれて、いつの間にか疲れが翌日に残るように感じる方は少なくありません。蓄積した疲れを癒やすためにせっかくの休日を消費する方もいるでしょう。10年前の自分が今の自分を見たら、一体どう思うでしょうか?

そこで、まずはビタミン剤を使ってみようと思うわけですが、気になるのは副作用。

疲れはとれたし、身体も軽くなった、しかし、同時に思いがけない副作用に悩まされるようでは本末転倒ですよね。

そこで今回は、



  • アリナミンEXプラスの副作用
  • アリナミンEXプラスの注意点
  • アリナミンEXプラスを安全に使うためのポイント

などについて徹底的に解説します。


医薬品を服用するときには、副作用など自分にとって有用でないことを把握しておかないと、かえって体調を崩しかねません。毎日をより健康に過ごし、一度しかない人生を楽しみたい方は、ぜひご一読ください。

アリナミンEXプラスの副作用

まずは、アリナミンEXプラスの副作用を解説します。

医薬品・医療機器・再生医療等製品の承認審査・安全対策・健康被害救済を行っているPmda 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構によると、アリナミンEXプラスには以下の副作用があります。

関係部位 症状
皮膚 発疹・発赤、かゆみ
消化器 吐き気・嘔吐、口内炎、胃部不快感

いずれかの症状があらわれた場合は、服用を中止しましょう。

必ずしもアリナミンEXプラスによるものとは限りませんが、QOLにとってマイナスなのは間違いありませんよね。

医師や薬剤師の方に相談して、方法を見直すいい機会と考えてみてください。自分に合わなかったからといって、落ち込む必要はありません。



また、副作用ではありませんが、アリナミンEXプラスを服用後に次の症状があらわれることもあります。

  • 軟便
  • 下痢
  • 便秘


症状が持続したり、強くなるようであれば、服用を中止して医師や薬剤師の方に相談しましょう。

大切なのは、手段と目的を混同しないことです。あなたにとってのベストの選択はアリナミンEXプラスだけではありません。

アリナミンEXプラスの注意点

アリナミンEXプラスを服用する上で忘れないでおきたい注意点も解説します。多くの方は副作用の心配はするものの、注意点は見落としがち。

副作用と注意点の両方を押さえて、初めて適切に服用することができます。

アリナミンEXプラスの注意点は以下のとおり。



  • 医師の指導のもと何らかの治療を受けている
  • 医薬品でアレルギーを起こしたことがある
  • 1ヶ月ほど服用して症状が改善されない
  • 生理が予定より早くきたり、経血量が多くなった


当てはまる場合は医師に相談しましょう。

なお、「飲み続けると体がなれてきて効果を期待できなくなるのでは?」と心配する方もいますが、用法・用量を守っていれば、そのような心配はありません。



アリナミンEXプラスの効能・効果【目・肩・腰の疲れ】

「疲れたからアリナミンEXプラスを飲んでおけば大丈夫」と考える方もいますが、効能・効果を事前に確認しておきましょう。

有名だから効果的というわけではなく、自分の症状に合っていれば効果が期待できるのが医薬品だからです。

アリナミンEXプラスの効能・効果は次のとおり。

  • 眼精疲労
  • 筋肉痛:関節痛(肩こり、腰痛、五十肩など)
  • 神経痛
  • 手足のしびれ
  • 肉体疲労時、病中病後の体力低下時、妊娠・授乳期の栄養補給

注意していただきたいのが、いずれも治療ではなく、諸症状の緩和であること。

アリナミンEXプラスさえ飲めば、目の疲れ、肩こり、腰痛が吹き飛び、疲れ知らずの体を取り戻せるわけではありません。

毎日の食事、運動、睡眠が健康の土台。

「結局、当たり前の話に着地するのか…」と思われるかもしれませんが、土台が整っていなければ、崩れてしまいます。

生活習慣も少しずつでもいいので、見直しましょう。自分で人生を良くする作業と考えたら楽しいものですよ!

アリナミンEXプラスの有効成分

アリナミン製薬の公式ページによると、アリナミンEXプラスの有効成分は以下のとおり。



  • フルスルチアミン(ビタミンB1誘導体):100mg
  • ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6):100mg
  • シアノコバラミン(ビタミンB12):1,500μg
  • トコフェロールコハク酸エステルカルシウム(ビタミンE):103.58mg
  • パントテン酸カルシウム:30mg
  • ガンマ・オリザノール:10mg


上記は、3錠(1日最大服用量)の成分です。体調に応じて服用量は用法・用量に従って調整してみてください。

アリナミンEXプラスの用法・用量

アリナミンEXプラスを服用するときに気をつけておきたいのは、用法・用量。用法・用量を間違えてしまったら、効果的とは言えません。

アリナミンEXプラスの用法・用量は以下のとおり。

年齡 1回量 1日服用回数
15歳以上 2〜3錠 1回
15歳未満 服用しないこと

食後すぐに水またはお湯でかまずに服用するようにしてください。

なお、食後であれば、朝昼夕のいずれの時間でも大丈夫。ライフスタイルに合ったタイミングで無理なく続けましょう。

アリナミンEXプラスは魅力的だけど値段がネック!コスパのいい別のお薬はないの?

アリナミンEXプラスを服用している方の中には、効果を感じているのに服用を中断する方がいます。

副作用や注意点に悩まされているわけでもないのに、です。

不思議に思い、あるお客様に尋ねてみたところ、驚きの答えが…。

「ちょっと値段がねぇ…」とのこと。

アリナミンEXプラスはロングセラー商品としてビタミン剤カテゴリーでは不動の地位を確立していると言っても過言ではありません。反面、そのブランドのため、お客様の中には価格をネックに感じる方もいたわけです。

毎日の疲労対策を目的にアリナミンEXプラスを服用している方にとっては悩ましいでしょう。

アリナリッチEXハイ

価格を気にしてアリナミンEXプラスの服用を中断されている方や中断を検討している方には、アリナリッチEXハイがおすすめです。



アリナミンEXプラスと比べると、継続しやすい価格だからです。

価格がお手頃だからといって、品質が劣るわけではないのでご安心ください。続けやすい価格の理由は、TVやSNSなどでの広告費をカットし、パッケージなどもシンプルにしたため。

大切なのは、配合されている有効成分。

医薬品の効能・効果を決めるのはブランドではなく有効成分だからです。


アリナリッチEXハイの有効成分は次のとおり。

  • フルスルチアミン(ビタミンB1誘導体):109.16mg
  • ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6):100mg
  • シアノコバラミン(ビタミンB12):1,500μg
  • トコフェロールコハク酸エステルカルシウム(ビタミンE):103.58mg
  • パントテン酸カルシウム:30mg
  • ガンマ・オリザノール:10mg

上記は3錠中の有効成分と分量ですが、アリナミンEXプラスと同じ

もちろん、アリナリッチEXハイはアリナミンEXプラスと同様に厚生労働省の認可を得ています。

毎日の疲労対策にかけるコストを見直したいと思っている方は、アリナリッチEXハイを一度お試しください。

毎日の疲労を適切にケアして元気な毎日を送ろう

お客様と接していると、「生活習慣を整えるのが効果的なのは頭ではわかっているけど、習慣を急に変えるのは難しい…」と感じている方が少なくないことを感じます。

人間は習慣の生き物ですから、染み付いた習慣を根っこから改善するのは一苦労。とはいえ、決して改善する意思がないわけではありませんよね。

ポイントは、ちょっとした改善にまでハードルを下げることです。ステーキを食べるときに一口サイズに切り分けて食べやすくするように、毎日のケアもできそうなことから手を付けてみましょう。








2 件のコメント

  • ビタミンB6の厚生労働省が示す上限量は100mgなのに3錠で満たしてしまう。 
    もし食事からも摂取したら、上限オーバーになるけど飲み続けても大丈夫なのかな。 
    サプリ追加したら大変なことに。
    他のビタミンB群の疲労回復狙いのビタミン剤も100mg上限一杯一杯なのが多い。 
    それらも大丈夫なのかな。

    • Bora bora様
      お問い合わせいただきありがとうございます。

      ●医薬品のアリナミンEXプラスを3錠服用して飲み続けても大丈夫かどうかについて
      ビタミンB6の摂取量についてですが、ビタミンB群は水溶性ビタミンになりますので、過剰摂取をしてもほとんど尿として排出されると言われております。
      ただし、医薬品ですので、効能効果を参考に用法容量を守って服用ください。
      商品の添付文章における、相談する事や禁忌事項に、長期服用の記載はございませんが、効能効果を実感した場合は、服用錠数の調整をしていただく事をおすすめいたします。
      例えば、アリナミンEXプラスの場合は2~3錠ですので、2錠にしていただく事になります。
      また、1ヵ月程度服用をして効能効果が得られない場合は服用を中止し、医療機関を受診する事をおすすめいたします。

      ●サプリメントを追加して大丈夫かどうか
      こちらも同様に過剰摂取分はほとんどが尿として排出はされますが、
      食品扱いの商品でもビタミンB6を主成分にしてる場合は、医薬品を服用される際に、同時に服用しないようにして頂く事をおすすめいたします。

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