2022年の花粉はどれくらい飛散するのか?
例年よりも多いのか少ないのか?
花粉症で悩まされる方は非常に気になりますよね。
市販薬として販売されている抗ヒスタミン薬に「アレグラ」がありますが、CMでも有名で、
花粉症薬といえばアレグラやアレジオンを想像する人も少なくないですよね。
中にはマニアックな情報もあるかもしれませんが花粉症薬と、より上手に付き合うヒントや
花粉症やアレルギー性鼻炎に有効な成分とオススメの市販薬を紹介しますので
ぜひ最後までお読みください。
この記事では抗ヒスタミン薬の花粉症への効果やオススメの市販薬についてまとめております。
抗ヒスタミン薬ってどんな薬?
効能効果はくしゃみや鼻水鼻づまり、花粉症に使われます。
その作用を代表的なアレルギー疾患、花粉症を例に言うと
花粉症の人が花粉を吸い込むと体の中でアレルギー反応が起き肥満細胞からヒスタミンという物質が放出されます。
このヒスタミンが目や鼻にあるH1受容体という体のスイッチにくっつくと鼻水が出たり目が痒くなったりしてアレルギー症状がでます。
超簡単に説明するとこんな感じなんですがアレグラやフェキソフェナジン錠はこのヒスタミンがH1受容体というスイッチを押さないようにブロックしてくれます。
そうすることでヒスタミンが目や鼻に悪さをできなくなりますので鼻水や目のかゆみが緩和されるいった感じです。
このようにアレグラやフェキソフェナジン錠はヒスタミンをブロックする薬なので
抗ヒスタミン薬というグループ、その中でも比較的新しい第2世代抗ヒスタミン薬に分類されます。
抗ヒスタミン薬の副作用
アレグラは第1世代抗ヒスタミン薬に比べて眠気や口の渇き、便秘などの副作用が少なく車の運転の制限はありません。
有効成分が脳内に入りにくいため集中力や判断力、作業能率が気づかないうちに低下するインペアードパフォーマンスを
起こしにくいという特徴もあります。
さらにアトピー咳嗽(がいそう)や咽頭アレルギーなどの慢性咳嗽(がいそう)に有効性が高いといった特徴もあります。
抗ヒスタミン薬の強さは?
抗ヒスタミン薬の強さは様々で、強さ=効果が強いものもありますが、
眠気などの副作用に関して注意が必要です。
一般的に効果が強いとされている抗ヒスタミンの花粉症薬は
アレジオンが挙げられます。しかし眠気が少ないものの、運転をする予定がある方や
受験勉強などには向かないこともあります。
効果がやや弱めのものではアレグラがありますが、眠くなりにくく、上記の予定がある方にも
おすすめできると言えます。
オススメしている抗ヒスタミン薬は「フェキソフェナジン錠AG」
ドラッグミックがオススメしている抗ヒスタミン薬は「フェキソフェナジン錠AG」
有効成分はフェキソフェナジン塩酸塩という成分で、有名なアレグラと同成分です。
アレグラはアレルギー性鼻炎蕁麻疹皮膚のかゆみなどアレルギー疾患に使われる薬です。
抗ヒスタミンのフェキソフェナジン塩酸塩が60mg配合されているのでアレグラと同じ処方となっております。
抗ヒスタミン薬のアレグラやフェキソフェナジン錠の飲み方
飲みづらい場合に錠剤を粉砕してもいいのかという疑問をお持ちの方もおられますが、
アレグラ錠やフェキソフェナジン錠は粉砕して飲んでも大丈夫とのことです。
ただし、湿気に弱いので保存するのはやめておいた方がベターと言えます。
副作用や飲みあわせなどの注意点
通常成人には1回60mgを 1日2回、つまりアレグラは1日120mg使われるという薬なんですが、
腎不全や透析中の方など腎臓の機能が低下している方には一回60mgを1日1回で使用するなど通常の半分の量で使われたりします。
次に飲み合わせの注意点ですが水酸化アルミニウム水酸化マグネシウムなどの制酸剤と一緒に飲むとアレグラやフェキソフェナジン錠の吸収が少なくなる可能性があります。
またエリスロマイシンという抗菌薬を飲むとアレグラの体の中の濃度が高くなる可能性もありますのでこちらも注意ですね。
また、
アレグラも食事の後に飲むと体に吸収される量が15%ほど低下する可能性があります。
食後に絶対飲んではいけないというわけではないですが、お腹が空いている状態で飲む方が効果的と言われています。
他にもグレープフルーツジュースで吸収量が半分程度に落ちるなど果物のジュースで効果が弱まる可能性があります。
つまりアレグラを飲む時やその前後数時間はグレープフルーツジュースなどの果物のジュースが混ざらないようにすると薬の効果が正しく得られます。
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