「急な鼻水・鼻づまりで仕事、勉強、家事などに集中できないのが困る…今すぐ何とかしたい!」 「今年も花粉症のシーズンがやってくるかと思うとうんざりする…」
「鼻水・鼻づまりは何とかしたいけど鼻炎薬の副作用の眠気は避けたい…」
「他の薬をたくさん内服している、胃腸の調子が悪いから鼻炎薬は可能なら避けたいけどどうすればいいの?」
こんな悩みを抱えていませんか?
鼻水が過剰に出たり、鼻がつまってしまうと思ったように目の前のことに集中できないのでイライラしますよね。そのイライラのせいで普段ならしないミスをしたりしてまたイライラするという悪循環に陥ったこともあるのではないでしょうか?
とはいえ、何度も鼻をかむのもストレスですし、鼻も痛くなって結局は集中力は削がれていくばかりで負のスパイラルに突入してしまいます。
逆に鼻水・鼻づまりから解放されて呼吸がスムーズになった瞬間は気持ちいいですよね!
この記事では今すぐ鼻水・鼻づまりを解消したい人も、花粉症でお困りの人も、鼻炎薬の副作用が気になる人にもおすすめの日本の点鼻薬を紹介します!
日本の点鼻薬にはどんなものがあるの?
日本の点鼻薬は大きく分けて次の3つの成分の組み合わせたものです。
- 抗アレルギー薬
- 血管収縮薬
- ステロイド薬
それぞれの特徴を簡単に説明しますね。
「抗アレルギー薬」は抗ヒスタミン成分という風邪薬にも入っている鼻づまりに対する有効成分です。鼻づまりに対する効果は穏やかな傾向です。
抗ヒスタミン成分の副作用に眠気があります。
風邪薬などの抗ヒスタミン成分配合の内服薬を飲んだら眠くなって仕事中や運転中にトラブルを経験した人は少なくありません。ですが、点鼻薬は内服薬のように全身に作用しないので気にしすぎる必要はありませんよ。
内服する鼻炎薬の副作用の眠気で仕事や家事に集中できないという経験をしたことがある方は抗ヒスタミン成分配合の点鼻薬を使ってみましょう。
「血管収縮薬」は鼻粘膜の毛細血管を収縮させることで鼻づまりを改善します。 即効性があり、鼻の通りが改善したとすぐに感じることができるのが魅力的な成分です。
ただし、すぐに効くからといって使いすぎるとかえって鼻づまりが悪化してしまうので用法用量を守りましょう。
大事な会議・商談・プレゼンテーション、あるいは勉強の時など、ここぞ!という時に使うのがおすすめです。
「ステロイド薬」は花粉症などのアレルギーにとても効果的な成分です。アレルギー症状を引き起こす原因となる化学物質を出す細胞の働きを抑えながら、鼻粘膜では高い抗炎症効果を発揮したりと大活躍します。
残念ながら即効性に関してはあまり期待できません。花粉症のシーズンの期間使い続けることで効果を発揮します。
すぐに効果を実感できないからといって無闇にスプレーをしないようにしてくださいね。内服薬のように定期的に使用することで効果が出てきます。
どうしてもすぐに鼻づまりを解消したい時には先ほど紹介した血管収縮薬を配合したものを使うなどして乗り切りましよう。
ステロイドと聞くと気になるのが副作用ですよね。 安心してください。点鼻薬のような局所的にしか作用しない場合は用法用量を守って使用すればほとんど副作用の心配はありません。
日本で人気のおすすめ点鼻薬を厳選して紹介!
先ほど紹介した3つの成分を組み合わせた点鼻薬が日本では市販されており、それぞれの組み合わせによって効果が違ってきます。
代表的な日本の点鼻薬を厳選したので参考にしてくださいね。
日本人にとっての定番点鼻薬と言えば「ナザール」シリーズ
日本で最もメジャーな点鼻薬は佐藤製薬から販売されている「ナザール」シリーズです。「ナザール」シリーズには次の2種類があります。
- ナザールスプレー
- ナザールαAR0.1%
それぞれの特徴を解説しますね。
「ナザールスプレー」はナファゾリン塩酸塩とクロルフェニラミンマレイン酸塩が主な有効成分の点鼻薬です。
ナファゾリン塩酸塩は血管収縮薬で今すぐ何とかしたい鼻づまりに効果を発揮します。クロルフェニラミンマレイン酸塩は抗ヒスタミン薬で鼻水を緩和します。
一回のプッシュで決まった量が噴射される定量噴射タイプと自分で噴射される量を決められるスクイーズタイプがあるのが特徴です。
定量噴射タイプの噴射量が多いと感じたら調節可能なスクイーズタイプを使ってみましょう。
また定量噴射タイプにはラベンダーの香りもあります。鼻水・鼻づまりで作業に集中できないのはストレスですよね。気分転換も合わせて行いたい方はラベンダーの香りを選んでみるのもいいですね。
点鼻薬としては非常にスタンダードな処方ですが、血管収縮薬が配合されているので長期連用をしてしまうと鼻づまりが悪化する恐れがあります。 使っても1日に6回までにしておきましょう。使用する間隔は3時間以上あけるようにしてください。
「ナザールαAR0.1%」はステロイドタイプの点鼻薬です。
日本では花粉症の鼻水・鼻づまりの症状を緩和するために販売されています。
使用されているステロイドはベクロメタゾンプロピオン酸エステルです。このベクロメタゾンプロピオン酸エステルはアンテドラッグと呼ばれるタイプのステロイドなのが特徴です。
アンテドラッグとは体の表面では強く効果を発揮しますが、体内に吸収されると効果を失うステロイドのことです。
ですから、ステロイドは怖い!という方でも怯える必要はなく使えますよ。 しかもこのベクロメタゾンプロピオン酸エステルが医療用と同量配合されています。
花粉症のシーズンに継続して使える点鼻薬が欲しい方におすすめです。
ワンランク上の効き目の日本の点鼻薬は「コールタイジン」
「コールタイジン」はアレルギー性鼻炎にも急性鼻炎にもキレのある効き目が特徴の点鼻薬です。
血管収縮薬である塩酸テトラヒドロゾリンの強力な血管収縮作用が鼻づまりに即効性があり、鼻がつまって集中できない状態の鼻の充血を解消します。
さらにステロイドの一種であるプレドニゾロンが鼻粘膜の炎症をとるというコンビネーションで鼻づまりを徹底的にケアする処方になっているのが特徴です。
鼻づまりに特に効果のある点鼻薬をお探しの時におすすめの日本の点鼻薬ですね。
花粉症に特化した日本の点鼻薬なら「エージーノーズアレルカット」シリーズ
「エージーノーズアレルカット」シリーズはアレルギー専用の点鼻薬です。
特徴は抗アレルギー成分、抗ヒスタミン成分、血管収縮薬、抗炎症成分を配合していて様々な角度から花粉症にアプローチしていることです。
ポイントは抗アレルギー成分であるクロモグリク酸ナトリウムですが、その働きを理解してもらうために簡単に花粉症のメカニズムを解説しておきますね。
まず花粉が鼻粘膜に接触すると、くしゃみや鼻水の原因物質であるヒスタミンが出ます。しかしこれだけでは花粉症の症状は出ません。ヒスタミンが受容体と呼ばれる鍵穴に入って初めてくしゃみや鼻水が出ます。
つまり「ヒスタミンの発生」と「ヒスタミンと受容体の結合」という2つの条件を満たすと花粉症の症状が出るんです。
ここでクロモグリク酸ナトリウムがヒスタミンが放出されるのを抑えます。それでもヒスタミンは分泌されてしまいますが、抗ヒスタミン成分が受容体に結合するのをブロックするという2段構えです。
水面下で花粉症の原因を抑えつつ、今困っている鼻づまりなどの症状はナファゾリン塩酸塩とグリチルリチン酸ジカリウムが改善するという具合です。
花粉症に特化した点鼻薬が欲しい人は「エージーノーズアレルカット」シリーズを試してみましょう。
さっぱりタイプにクールタイプ、さらに薬剤が患部に留まるモイストタイプが販売されています。
鼻水・鼻づまりは我慢せずに日本の点鼻薬で解消しよう
鼻水・鼻づまりは放置しておけば頭痛の原因にもなるんです。ちょっと鼻がつまってるけど、我慢すればいいかなどど甘く見ると痛い目を見てしまいますよ。
集中力ももちろん落ちるので仕事でもプライベートでも生産性がダウンするのは避けられません。限られた時間で成果を出さなくてはいけない現代人にとっては気づいた時にケアをしたいものです。
そこで今回の記事で紹介した日本の点鼻薬の出番です!
携帯しやすいサイズのボトルですので花粉のシーズンなどにはカバンに入れておくと安心ですよ。
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