新ビオフェルミンSで効果が出る人と出ない人の違い【腸内環境をダメにする6つの生活習慣】

「新ビオフェルミンSなどの整腸剤を服用しているのにお腹の調子がよくない…」
「どの乳酸菌サプリを試しても実感がない…」
「もう何をすればお腹の調子が良くなるのか考えるのもうんざり…」

率直に申し上げて、新ビオフェルミンSなどの整腸剤を服用する”だけ”では、あなたの腸内環境が整うペースは上がりません。

というのも、腸活は、以下の2つがセットだからです。

  • 腸内環境を整える習慣を増やす
  • 腸内環境をダメにする習慣を減らす

穴の空いたバケツに一生懸命に水をためようとしたところで、水はたまりませんよね。

腸活でも同じです。

腸内環境をダメにする習慣を改善しないことには、なかなか改善されないかもしれません。

そこで今回は、あなたの腸内環境をダメにする6つの生活習慣について解説します。

ミク子
この記事を読めば、新ビオフェルミンSなどの整腸剤が働きやすい腸内環境をつくるヒントが手に入り、「腸活のために何をすればいいのかわからない」という状態から脱出できます。ぜひ最後までお読みください!

腸内環境をダメにする生活習慣1:カロリーの質が低い炭水化物を食べている

腸内環境をダメにする生活習慣の1つめは、カロリーの質が低い炭水化物を食べていることです。

カロリーの質と言われてもピンとこないかもしれませんが、身近な例として次の食品が挙げられます。



  • ジャンクフード
  • インスタント食品
  • 清涼飲料水

いずれも砂糖や脂肪が多く食物繊維が少ないのが特徴ですね。

たまに食べる程度ならいいのですが、習慣的に食べているなら要注意です。

あなたの腸内細菌は飢餓状態かもしれません。


このままだと、

  • 免疫機能は正常に機能しない
  • お肌の治安は乱れる一方
  • メンタルは整わない

など百害あって一利なし。では一体何を食べれば良いのか?以下の食品がおすすめですので、参考にしてみてください。



  • ほうれん草
  • ブロッコリー
  • モロヘイヤ
  • ケール

共通点は、生でも食べられる緑色の濃い野菜

ジャンクフードなどを減らしつつ、これらの食品を”ちょい足し”することから始めてみましょう。


食物繊維を手軽に摂取するには?

腸内細菌が飢餓状態かもしれないとお伝えしましたが、腸内細菌の”ごはん”である食物繊維を摂取することもおすすめ。

厄介なのは、頭では食物繊維が大切だとわかっていても、実際に増量するのは難しいこと。

食事で摂取しようとすると、野菜がかさばってしまいスグに満腹になり他の栄養素を摂取しづらくなるかもしれません。

これでは効果的とは言えませんよね。

そこで、おすすめなのは「イヌリン」や「オオバコ」など。

お味噌汁やコーヒーなどに溶かすだけで気軽に食物繊維を補うことができるのは大きなメリットです。

価格も手頃なものが多く、継続しやすいのも魅力的。

腸内環境をダメにする生活習慣2:発酵食品の種類が少ない

腸内環境をダメにする生活習慣の2つめは、発酵食品の種類が少ないこと。

発酵食品を食べることは大切なのですが、種類の豊富さの重要性をご存じない方は少なくありません。

腸内細菌の多様性は腸内環境の質に関わってくるので、「これだけ食べて入れば大丈夫!」ということはないわけですね。何事もバランスが大切です。



例えば、

  • 納豆
  • キムチ
  • ヨーグルト
  • チーズ

などは手に入りやすく、無理なく生活に取り入れられるでしょう。


腸内環境をダメにする生活習慣3:部屋の換気が少ない



腸内環境をダメにする生活習慣の3つめは、部屋の換気が少ないこと。

意外かもしれませんが、部屋の換気は腸内環境に影響を与えます。

これは、空気中にも微生物がいるため。

腸内環境は多様性を好むことをお伝えしましたが、細菌とのふれあいは何も食品に限った話ではありません。


とくに、現代のコンクリートなどでできた住宅ではどうしても微生物とのふれあいが減ってしまうのがネックです。

とは言え、今さら森林の中で生活するわけにもいかないので、定期的に部屋の換気を行い、有益な微生物との交流を深めましょう。

腸内環境をダメにする生活習慣4:自然とのふれあいが少ない



腸内環境をダメにする生活習慣の4つめは、自然とのふれあいが少ないことです。

部屋の換気が少ないと腸内環境に良くないことはお伝えしましたが、本質は自然とのふれあいです。

そもそも私たち現代人には圧倒的に自然とのふれあいが足りていません。


その証拠にキャンプや登山などのアウトドアでリラックスする方は少なくありませんよね。

長い間、自然の中で過ごしてきた私たちにとって、自然はふるさととも言える存在です。

落ち着くのも当然とも言えますが、厄介なことにキャンプなどの時間を確保するのは難しいもの。

そこで、まずは以下のことを実践してみましょう。

  • 公園で散歩やランチ
  • 観葉植物を置く

通勤や買い物などで公園の中を通ったり、オフィスや自宅に観葉植物を置くなど無理なく自然とのふれあいを増やしてみるのがおすすめです。

腸内環境をダメにする生活習慣5:運動量が足りていない



腸内環境をダメにする生活習慣の5つめは、運動量が足りていないこと。

運動不足が健康に良くないことは周知の事実ですが、腸内環境にとっても運動不足は天敵です。

とは言え、どの程度の運動が適度なのかが気になるところですよね。


厚生労働省の21世紀における国民健康づくり運動「健康日本21」によると、

  • 1日平均1万歩以上歩くことを目標にする
  • 週2回以上、1回30分以上の息が少し弾む程度の運動を習慣にする

などが目安として紹介されています。

ほかにも、身体を壊さない程度の負荷をかけることも効果的なので、「早く歩く」「乗り物やエレベーターを使わない」などもおすすめです。

逆に、運動のしすぎは腸内環境を悪化させるので注意しましょう。

あくまで目安ですが、「体を動かすのは楽しい!」と感じる程度にとどめておくのがおすすめ。

腸内環境をダメにする生活習慣6:ストレスをためがち



腸内環境をダメにする生活習慣の6つめは、ストレスをためがちなこと。

今さらですが、現代人はかつてないほどのストレスにさらされています。

ストレスでお腹の調子が悪くなった方も少なくないでしょう。

これは、脳と腸は迷走神経でつながっているためと言われています。


そして、ストレスを発散するためにジャンクフードなどをドカ食いしてしまい、自己肯定感が下がったり、ドカ食いを帳消しにするかのように無理なダイエットをしてはイライラするという悪循環に陥る方も…。

これでは、本末転倒です。

健康的にストレスを解消するのに効果的な方法を紹介するので参考にしてみてください。

  • 運動
  • 昼寝
  • 散歩
  • 瞑想


  • 読書
  • 森林浴
  • 友人や家族と過ごす


いずれもやろうと思えば、今日からできることばかりですし、お金も時間もかかりません!

ハードルが低いと感じることから始めてみてください。

腸内環境をダメにする習慣を改善することから腸活を始めよう!

  • 腸内環境をダメにする生活習慣1:カロリーの質が低い炭水化物を食べている
  • 腸内環境をダメにする生活習慣2:発酵食品の種類が少ない
  • 腸内環境をダメにする生活習慣3:部屋の換気が少ない
  • 腸内環境をダメにする生活習慣4:自然とのふれあいが少ない
  • 腸内環境をダメにする生活習慣5:運動量が足りていない
  • 腸内環境をダメにする生活習慣6:ストレスをためがち


ドラッグストアの整腸剤コーナーの前で一生懸命悩みながら整腸剤を選ぶのは悪くありません。

しかし、合わせて腸内環境をダメにする習慣を改善しなければ、せっかくの腸内細菌も思う存分働けないので注意が必要です。

食材だけそろっていても、調理器具がなかったり、機材が故障しているようなキッチンでは美味しい料理はできませんよね。


今回ご紹介した腸内環境をダメにする生活習慣は、いずれも改善しやすいものばかりです。無理せず続けられそうなものを一つ選んで習慣をアップデートしてみてください。

習慣化のコツは、ハードルを下げることなので、あまり自分を追い詰めないでくださいね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

ドラッグミック編集部です。薬剤師、管理栄養士、登録販売者、メーカー・卸と連携してさまざまなコンテンツをアップいたします。 おもしろかった、ためになったと思ったらぜひシェアしてあげてください!